夕方保育園にお迎えに行くと、なぜかほのちんはハイテンション。保育園の体操服を脱いで、半袖の下着姿を披露していた。
そしてその下着姿のまま帰宅の途に着いた。
歩いている途中で突然ほのちんが笑顔で言った。
だってその保育園鞄はほのちんのリクエストに応えてママが作った鞄やん。
「ほのちんが喜んでくれたらいいな」と思って作った鞄やん。
ママの凍った顔を見てほのちんはとっさに「あ、ちゃうねん。ちょっと忘れてただけやねん。」と慌てて言ったけど、たぶん「かわいい鞄を買ったらよかった」ってのは本音なんだと思う。
それがほのちんの本音なら仕方ないけど、ママはなんだかブルーな気分になってしまった。
家に帰って食事の支度をしていると、ほのちんが「…かぁ?どうして今日は元気がないの?」
と聞いてきたので、正直に尋ねてみた。
「あのね、ほのちんはママが作った鞄は嫌になったの?かわいい鞄を買う方がよかったの?」
聞きながら益々悲しくなったので、
泣いてやった(笑)
「ほのちんがママに一生懸命何かを作ってくれたのに、ママが『もっとかわいいのを買えばよかったな』って言ったら悲しいでしょ?」と聞くと、今度はほのちんが泣き出した。
「どうしてほのちんが泣いてるの?」と尋ねたらこう答えた。
かわいいなぁ。嫌いになるわけないのにね。
ほのちんは自分の正直な気持ちを口にしたんだろうから、それは悪いことではないけれど、正直な発言が誰かを悲しくさせることもあるんだよって事をわかってほしかったの。まだまだ難しいだろうけどね。
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