今朝出勤すると、社長(ほのママの親父・ヨシノリさん)が「今朝なぁ、会社前の道路で猫が死んどったんや…。見たところ外傷もないけど死んでるのは明らかやってな~。」という。でもママが通って来た時は猫の死体なんて見あたらなかった。
ママ「で、その猫の死体はどこに行ったん?」
ヨシノリさん「車に轢かれたらむごいと思ってな、あっち(会社のお向かい)の歩道の隅に置いてきたんや。」
それを聞いてあわてて2Fの事務所の窓を開けて道の向こうを見ると、正面の歩道に白い猫が横たわっている。
遠目に見ると眠っているようにしか見えない。毛並みもきれいな猫なので、ノラではなくどこかの飼い猫だったのかもしれない。猫の死体を見ながら「アンタにも親兄弟がいただろうにねェ…」とぽろぽろ泣けてしまった。生まれたての時には母猫に体中を舐めてもらっただろうし、もしかしたら飼い主に愛情をたっぷり注がれていたのかもしれない。
そんな事を思ってママはわんわん泣きながら役所に電話をした。いくらかわいそうに思えても、この猫に葬儀をしてやる余裕はないし、放っておけばこの猛暑の中どんどん死体は傷んでいくのが現実。市役所から委託を受けた業者はすぐさまやって来て、猫の死体を運んでいった。その様子を窓からじっと見守っていると、ママの足もとでカサカサ音がした。
猫の死にあんなに涙したのに、ゴキブリの命は平気で奪えちゃうママ。アンタ達にも親兄弟がうじゃうじゃいるだろうけど、あんまり想像したくないの。成仏してねー。
数日前、保育園にお迎えに行くと、
ほのちんとお友達のさあちゃんが壁におしりをあててじっと固まっていた。
お迎えに来たママに気づかない位楽しい遊びだったようだ。
お盆休みも更新…出来るといいなぁ。